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2007年09月23日(日) [ 榎本 正男 ]
オールカマー、回顧と検証

1番人気となったマツリダゴッホが、快勝でファンの期待にこたえた。出走16頭のちょうど中位、8番手でレースを進め、3コーナー過ぎでスパートすると抜群の行き脚。

あっという間に先行集団を捕らえ、直線に向いたところで早くも先頭。4番手から内を突いて伸びたシルクネクサスを1/2馬身振り切ってゴールインした。勝ちタイム2分12秒5(2200m、良)。
最後方から追い上げたエリモハリアーがさらに2馬身1/2差後れの3着。

はまった時は鮮やかだ。競輪で言うと胸がすく“3半捲くり”。マツリダゴッホが3コーナー過ぎから、うなるような勢いで先行勢を飲み込んだ。しかも鞍上の蛯名騎手の手は動いていない。内から馬体を接してシルクネクサスが脚を伸ばしてきたが、坂上で追い出されると力でねじ伏せた。

強いレースだったが、かつて弱点も見せていた。まだスパートするには早いのに、鞍上の言うことを聞かないで勝手に暴走してしまうのである。後続に差された今年3月の日経賞(3着)がその例。この日の走りぶりをみると、まだその心配が残る。蛯名騎手がすんなりスタートを切らせ、先行集団と後方集団に別れた、まさに中位のポシションを占めた。さらに、掛かって行きかけた3コーナー手前で先行馬群の後ろに入れて馬の気をそらした好騎乗が光った。GIを狙うには、このあたり、気性の激しさをカバーする騎乗技術が要る。
もちろん、馬自身これが解消すれば、トップクラスとの対戦でも常時好勝負できる存在になるだろう。

シルクネクサスにも少し似たようなところがある。前走の札幌記念で勢いよく2番手で先行して5着。ただ、このレースは北村友騎手がある程度折り合いをつけて進め、直線で脚を伸ばした。いい内容で、このあとの楽しみにつながる。
エリモハリアーが最後方から長く脚を使って、1,2着からは差があったがよく3着まで追い上げた。函館記念を3連覇、札幌記念は太め残りで不発(8着)だったが、マイナス10キロで本来の馬体重に戻っていた。7歳馬、まだまだ元気だ。


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