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2007年10月24日(水) [ 榎本 正男 ]
エノさんの実戦的競馬講座(05)

古い話になるが、大相撲といっしょで競馬も“○×一門”という絆が非常に強かった。もちろん今でもそれは残っているのだが、あるとき、頂点に君臨していた尾形藤吉調教師(故)に東京競馬場で別件の取材したことがあった。

いろいろ話を聞いた後、最後に「先生が馬券を買ったら、当たりますか?」と聞いた。当時は東京、中山に分かれて、それぞれの競馬場で調教を行なっていた時代である。

尾形の前に尾形無し、尾形の後に尾形なし・・・と言われ、弟子はもちろん他門の調教師や騎手たちも「三歩下がって影踏まず」といった御大だった。原稿は新聞の1ページを使う“人もの”だった。質問する前に「競馬ファンだけでなく、競馬を知らない、やらない人も読む記事ですので、失礼な質問をします」とことわっての上だったが。

「当たるんだったら、隠れてでも買いに行きますよ」 澄んだ目でにこやかに、答えが返ってきた。勝負に「絶対」はないということを言っている、と理解した。
「このレースはこの馬で固い」と予想で断言する人がいるが、本気だとしたら競馬の知らない人が言うことである。私は絶対に言わない。勝てるはずと思う馬が負けるのを、飽きるほど?見てきたから。

少しでも的中率を高めようと思ったら、調教やレース、パドック、返し馬・・・とにかく馬をよく見ることである。あとはセンスの問題。そして、馬券は遅く買うほどいい。
行楽などで見られないので事前に人に頼むような場合は仕方ないとして、せめて馬体重やパドックでの状態ぐらいは確認してから。そのぐらいの努力は必要だ。「見ても分からない」という人がいるが、なんということはない。人間と同じに見ればいいのだ。

今週は天皇賞である。春シーズン(今年前半戦)以来の出走になる有力馬が多いので、これら各馬の評価がキーポイント。GIレースは、半端な状態では勝てない。これは肝に銘じておかなければならないことである。アドマイヤムーン、メイショウサムソン、ローゼンクロイツはとくに直前の馬体、気配に注意を払う必要がある。


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