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2007年10月22日(月) [ 榎本 正男 ]
菊花賞、回顧と検証
アサクサキングスが頭差で“菊”戴冠

好位5番手でレースを進めて直線先頭に立ったアサクサキングスが、猛追するアルナスラインを頭差抑えて三冠最後の菊花賞を制した。キャリア4戦で1番人気に支持されたNZ産馬ロックドゥカンブは2着に1馬身1/2後れの3着。皐月賞馬ヴィクトリーは折り合いを欠き、大差の16着と惨敗した。勝ちタイム3分05秒1(3000m、良)。

まさに“好位”だった。鞍上の四位騎手は前哨戦の神戸新聞杯(ドリームジャーニーの2着)で手応えを感じ取ったのだろう。先に行きたがる馬には行かせて、勝負どころまで我慢させる戦法を取った。乗り手は違っていたが春シーズン、きさらぎ賞を逃げ切ったあと皐月賞、NHKマイルカップでこの戦法を試して?失敗している(いずれも着外)。そのあと、ダービーで逃げて2着だった。これを考えると、けっこう度胸のいる選択だったと思われるのだが、レース運びにはまったく、けれんみが無かった。
マンハッタンスカイが先手を取ったが、1周目のスタンド前ではパドックから気合乗りが強かったホクトスルタンがこれを交わして行き、サンツェッペリン、ヴィクトリーと続いて先行態勢。アサクサキングスはこの後、3,4馬身離れた5番手。前も、横も、ぽっかりと開いたポジションを占めた。3コーナー過ぎから勝負態勢に入ったアサクサキングスは、期待に応えた。ホクトスルタンに並びかけるように進出し、後続とのリードを広げた。アサクサを見る位置で追走していたアルナスラインがゴール前で急襲したが、頭差しのぎきった。腕達者な四位騎手らしい好プレーだった。
2着に惜敗したアルナスラインの成長ぶりと和田騎手の好騎乗も賞賛に値する。勝負の醍醐味をファンに十分味わわせてくれた。
それと、3着に敗れてしまったがロックドゥカンブ。走るなあ、この馬…
距離を考えたのか、折り合いを欠くのを懸念したのか、思わぬ後方のポジションになった。勝負どころに差し掛かっても、前には馬群、外にも持ち出せずで動くに動けなかった。直線でインに入って押し上げての3着。一敗地にまみれたが、まだ成長の余地十分だし、これからが本当に楽しみだ。
ヴィクトリーは終始折り合いを欠いたまま。ただ、抑えるのをあきらめて?放したらどうだったか、まだ不気味さはある。8着だったフサイチホウオーもかなり折り合いに苦労していた。同じ掛かっても、迷わず放した横山典のホクトスルタン(6着)は見せ場を作った。


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