■NAVIコラム■

投資競馬で勝ち組に
なれ!エントリー無料!


2007年10月10日(水) [ 榎本 正男 ]
エノさんの実戦的競馬講座(03) 2007皐月賞(4.15)から

競馬の予想の醍醐味は、強い馬(と思われている馬)、人気を集めている馬を負かせる馬を探すことである。その第一ステップは、人気馬が本当に強いか?を、まず疑いをいだいて検証することから始まる。波乱に終わった今年の牡馬クラシック(牝馬も出走できるが)第一弾、皐月賞を例にあげてみる。

当時、K君へ送信した伝言(予想)は下記のようなものだった。
_______________________________

フサイチホウオーは本当に強い?   ━K君への伝言━

桜花賞は馬券、決めましたか?私のほうは、君に連絡したメッセージどおり、パドックの状態がイメージとぴったりだったので、あのとおり決行しました。やはりアストンマーチャンはレース前に終わってしまいましたね。3着にカタマチボタンが来てくれたおかげで、3連単は1万2680円。配当を聞いて「えっ!そんなに付くの?」とびっくりしました。人気がなかったんですね。後で調べたら、ハナ差4着のローブデコルテが3着だったら、もっと付いたのですね。

それはともかく、皐月賞です。K君は何を狙うつもりです?
4連勝のフサイチホウオーですか?
本当に強いかなあ・・・
確かにデビュー以来、負け知らずの4連勝だし、競り合って強いのは認めます。ただ、新馬戦はともかく、そのあとは2着と1/2馬身、クビ、クビの勝負。「着差に表れない強さ」を誇大広告?する人もいますが、ハナ差やクビ差の“楽勝”はないのですよ。もう勝負がついて、追わなくても大丈夫という差をつけない勝ち方はありますがね。

私が”差がないはず”と思っているのは、アドマイヤオーラ、ナムラマース、ココナッツパンチです。アドマイヤオーラはデビュー戦の勝ち方は地味でしたが、ちょっと控えて差す競馬をするようになって良さが出てきました。脚(あし)を長く使えて、鋭さもあります。2走目にダイワスカーレットに負けましたが、直線で鋭く迫って1/2馬身差。中京のコースでなかったら差し切っていましたよ。”実質”4連勝です。ウオッカの関係者が桜花賞のあとはダービーに挑戦・・・と考えたぐらいで、今年の牝馬は牡馬と比べても見劣りしません。それと、トライアルの弥生賞を外を回って2分0秒5(2000m)で走っているのは高い評価ポイントです。

ナムラマースは昨年夏、札幌で3連勝して1番馬にのし上がりましたが、あのコース(洋芝)の千八・1分48秒4(レコード)は速いですよ。皐月賞は昔から「速い馬が勝つ」と言われてきたレースなのは君も知っていますよね。昨年12月から中央場所で3着、2着、そして前走の毎日杯を差し切り勝ちしました。本調子に戻って本番に向かいます。若い藤岡祐介君(鞍上)が心配? 確かにそれは言えますが、馬の方はキャリア10戦(4、4、1、1)。多少の甘さは馬がカバーしてくれるかもしれません。

ココナッツパンチは、まだ分からないところがあります。新馬戦を勝ったあと、弥生賞に挑戦して2着。しかも、アドマイヤにクビ差まで迫ったのは驚きでした。競輪のレースで、自力型の選手が捲くりを決め、後続の選手がゴール前で迫るシーンはよくあります(でも、差し切れない)。それと同じと断言はしませんが、現状では早めに勝負を決めに出たアドマイヤに分があるとみます。ほかにもアサクサキングス、フライングアップル、ドリームジャーニーなど気になる馬がいますが、手が広がりすぎるので私は今回は2着、3着候補までにしておきます。

今のところ、上記した3頭にフサイチを加えた15、8、18、1の馬単(ボックス)。アドマイヤオ-ラからの頭流し(馬連、馬単、3連単)に踏み切るか、マムラマースに切り替えるかは馬の状態をみてからにします。アドマイヤに不安が感じられなければ15から8、18、1を厚めに2、6、12、16をおさえるつもりです。焦れ込み、大幅な馬体重減があればナムラ(これも不安があればココナッツ)に切り替えますけどね。
いずれにしても、桜花賞のように馬券は簡単じゃありません。中山コースの内回りコースですから大波乱もあります。前回も言ったように、パドックでよく馬を確認してください(画像でもけっこう)。大観衆の前で大きなレースを勝つ馬は、ほとんどと言っていいくらい落ち着いています。それと、関西馬はレースの前に長距離輸送という関門がありますから、馬体重にも注意してください。
それでは、GOOD LUCK!
――――――――――――――――――――――――――――――

結果はフサイチホウオーが3着。ヴィクトリーとサンツェッペリンが1,2着と“行ったまま”の波乱になって、アドマイヤオーラは4着だった。しかし、これが中山の内回りコースの、典型的な荒れるパターンである。ただ、馬券はハズレても不思議と悔しさは少なかった。今年の牡馬はこんなものと思っていたし、ダービーの楽しみが増えたからである。フサイチの脚はすごく見えただろうし、ダービーでの一番人気は確定的だろう。でも私は買わない。なぜか? 長くなるので、それは次回、ダービーの時の「K君への伝言」を引用する。


一覧へ
競馬ナビTOP
(C)KEIBA NAVI.