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2007年10月03日(水) [ 榎本 正男 ]
エノさんの実戦的競馬講座(02) 2007高松宮記念(3/25)から

どの馬をどのレースに出走させるか。競走馬を管理する調教師はレースの番組表を調べてそれぞれの馬の予定を立てる。出走できるレースはクラス別に組まれているからだ。

その指示を受けて担当厩務員、調教の乗り手たちがチームプレーで馬を仕上げていく。ただ、計算、思惑通りにことが運ぶとは限らないので、その過程の中で“調整”が必要で、その中に出走予定レースの変更もある。今年の最初の芝のGI、高松宮記念を例にして挙げてみる。当時、K君へ送信した伝言(予想)は下記のようなものだった。
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スズカフェニックスで騙されてみませんか? ━K君への伝言━                
今年の芝コースのGIレース開幕戦、けっこう頭を悩ますメンバー構成になったね。というのは、実績・実力、馬の状態(好・不調)・勢い、コース(中京)・馬場コンディションへの適正、距離(1200m)の適正、騎手の信頼度・・・といった予想ファクターにプラス評価を積み重ねられる馬が少ないんです。

”千二ならシーイズトウショウ” でもなあ、満年齢制になるちょっと前までは8歳馬で、それだけで◎はつけなかったし、おまけにシャティン(香港)で惨敗してきた後だし・・・
昨年の勝ち馬オレハマッテルゼは、このレースに向けて勝ち負けを度外視してなりふり構わず(?)初めてのダートを叩いてきたけど、不振続きから一変できるかなあ・・・
2月25日の阪急杯を勝ったプリサイスマシーンは近況は悪くはないけど、8歳馬(以前の9歳です)で芝の千二のGIとなると・・・といった感じなのですよ。
もともと短距離のレースは、ちょっとしたことで着順が変わるのでイヤです。今年に入ってからでも京都金杯(1月6日、京都、1600m)がマイネルスケルツィ、東京新聞杯(1月27日、東京、1600m)がスズカフェニックス。ここはほかにもアンバージャック、スピニングノアール、タマモホットプレイなど、ツボにはまればという馬がいるしね。

ここで一考。スズカフェニックスは、なんで千二に出走して来たんでしょう?そう思いませんか?
デビューして3走目(3歳時)にダートの千二で初勝利していますが、このレース以外は芝の2000m(2勝)1800m(1勝)、1600m(2勝)で追い込むレースをしてきたんです。しかも、東京新聞杯を勝ったあと1400mの阪急杯に出走して3着に終わっています(1着はプリサイスマシーン、エイシンドーバーが同着)。やはり千四はちょっと短かったと思われます。ですけど、ゴール前での伸び脚はひときわ目立ちました。結果は鼻差届かなかったものの、まとめて交わしたかという勢いでしたよ。
名手に対してこんな言葉は失礼ですが、「脚を余した」ように感じました。だから、武豊騎手から「千二でもいけます」という言葉があったのではないでしょうか。少なくても関係者の“談合”?でチャンスありとなったはずです。この馬で、だまされてみませんか?
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レースは、スズカフェニックスが3コーナー付近から早くも追い上げ体勢に入り、勝利をもぎ取った。まるで阪急杯の鬱憤を晴らすような図だった。
いつも「読み」が当たるとは限らないが、図星の結果になると競馬はより楽しくなる。こういう「読み」もお勧めしておきたい。


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