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2007年09月27日(木) [ 榎本 正男 ]
エノさんの実戦的競馬講座(01) アストンマーチャンは復権できるか

競走馬の消長は目まぐるしいものがある。それは当然でしょう。“現役”は3年か4年がふつうでした。最近は管理方法が良くなってきたのか、6歳、7歳でも活躍する馬がいて息が長くなったようにも感じますが、それでも数からいうとぐんと少なくなります。

とくに牝馬には繁殖という第二の使命がありますし、人間と同じで成長が牡馬より先行して始まり、早く止まります。もちろん、牡馬・牝馬とも個体差があります。それを速やかに感じ取ることが、勝ち馬検討に必要な要素のひとつです。
以下は今年の桜花賞の前日、実在する競馬仲間への“伝言”という形の予想です。今週のスプリンターズSへ出走するアストンマーチャンにも触れていますので、引用します。

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狙い目はダイワスカーレットですよ  ━K君への伝言━

いよいよ桜花賞だね。K君は何を狙うつもりです?
世間では”3強”、つまり、ウオッカ、アストンマーチャン、ダイワスカーレットの争いという前評判。それも、ここにきてウオッカ断然という”1強”ムードになってきましたね。

それはそれでいいのだけど、ちょっと冷静になって整理してみる必要がありますよ、今年の桜花賞。私もウオッカという馬を高く評価していて、2歳牝馬の総決算「阪神ジュベナイル」で狙っていい思いをさせてもらったのですがね。

でも、そのあとの流れを見ると、ちょっと待てよ・・・です。私のイメージしていたウオッカと、直近のレースぶりが違ってきたのです。君も知ってのとおり、本当に強い馬は「追えば追うほど伸びる」タイプでしょ。そうはいませんけど。

阪神JFで断然人気のアストンマーチャンを差し切ったときはそんな感じで、私も快哉を叫び、年明け初戦(エルフィンS)もほとんど追ったところなしに速いタイムで勝ちました。

ところが、馬自体に「走ろう」という気持ちが強く出すぎてきました。見ましたか?前走のチューリップ賞。道中、四位くんが抑えるのに苦労するほどムキになって走っていました。ああなると”追ってから伸びるの?”という心配が出てきます。結果は、あっという間にダイワスカーレットに並びかけて、追い比べでクビ差勝ったのですが。

一見、力でねじ伏せたように見えますが、私は2着のダイワスカーレットを見直しました。差し返すかというレースぶりで、四位くんも内心、けっこうあわてたと思いますよ(今度会った時、聞いておきます)。馬の強さのほか、アンカツ(ダイワスカーレットの安藤勝己騎手)の巧さも再確認しました。腕達者同士の、いい勝負でした。これが競馬の、勝負の醍醐味です。

さて、アストンマーチャンのことです。これは苦しくなってきましたね。いくら名手(武豊騎手)でも、あれだけ掛かってては抑えるのは難しいです。千二か千四(百メートル)なら速いでしょう。前走のフィリーズレビュー(千四)は勝ちましたが、相手が相手でしたからね。

久しぶりのレースだったにしても、追ってから伸びるという脚勢ではありませんでした。一度使われて落ち着く姿で出てくれば、鞍上が道中、気をそらすのが巧い騎手ですから捨て切れませんが。

それと、追い切りが速すぎますよ。栗東の坂路で上がり36秒はないでしょう。桜花賞の直前の追い切りとしては走りすぎです。当日のパドックで焦れ込んでいなければいいのですが・・・。ウオッカが黄信号なら、こちらは赤信号です。

ということで、馬券の作戦です。勝つのは、ウオッカかダイワスカーレットでしょう。ウオッカが一本かぶりの人気になりそうなので、狙い目はダイワスカーレットですよ。
ただ、買い方に頭をひねらないといけません。ウオッカとダイワスカーレットの馬連14-18では安すぎて、まったく妙味がありません。馬単で18-14はいいとして、でもまだ妙味が足りませんね〜。これを勝っておいて、ほかに、たまには3連単に打って出ましょう。手元に確定出馬表があります。若い馬番から見ていきます。

1ショウナンタレントも魅力はあるのですが、好走は逃げたときだけ。このレースは逃げ、先行馬は残れません。アストン、ダイワは間違いなく前、前で競馬しますからね。直線で脚を伸ばしてこれる馬じゃないと・・・3カタマチボタン、4クーヴェルチュール、6ローブデコルテ、7イクスキューズ、8ピンクカメオのどれか、できれば人気のない方に3着に来てほしいものですね。

1着候補に18と14、2着候補もこの2頭でいいでしょう。3着候補に上記の馬をつけてみます。これ以上、色気を出すと失敗しそうです。たとえウオッカが少々掛かっても、3着候補に挙げた馬に負ける可能性はほとんどありませんから。

ハズれても恨まないでね、相手は馬ですから。GOOD LUCK!

書き忘れていました。アストンマーチャンは3月5日生まれ、ウオッカは4月4日生まれ、ダイワスカーレットは5月13日生まれです。
分かりますよね、K君なら。成長期の真っ只中にある女の子たちの、この違いが。遅生まれのダイワスカーレットの成長ぶりを見るのが楽しみです。

ALERT;アストンマーチャンを3着候補に入れるのを忘れないでね。パドックを見て、落ち着いていたら2着があっても知りませんよ
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そのアストンマーチャンですが、8月に小倉に遠征して北九州記念1,200?で6着に終わっています。今度は春まで傑出していたスプリントを見せてくれるのか、早熟の“速かった馬”になってしまうのか? レース当日のパドックの状態、そして実際のレースぶりが特に注目されます。


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